砂糖って、レシピによって、グラニュー糖だったり、粉砂糖や上白糖って書いてあったりしますよね。
それぞれの砂糖の違いって一体なんだろう??
砂糖をちゃんと知って、使い分ければ、もっと美味しいお菓子が作れるはず!
今回は、砂糖の中でもメジャーと思われる、グラニュー糖、粉砂糖、上白糖の違いについて、調べたので紹介します。
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グラニュー糖
砂糖の成分は、そのほとんどがショ糖です。
グラニュー糖は、その「ショ糖の純度が高い」砂糖です。
味の特徴は、淡白で、あっさりとした甘みがあること。
日本では、砂糖と言えば上白糖が一般的です。
しかし、ヨーロッパなど海外では、砂糖と言えばグラニュー糖の方が一般的なことも多いようです。
グラニュー糖は、粒の大きいものから小さいものまで、様々な大きさの粒子のものが売られています。
その中でも、お菓子作りに向いているのは、粒の小さいもの。
生地に練りこんだときに、溶けやすいものを使う方がいいそうです。
混ぜる回数が少ない方がよい生地などは、特に粒の小さいグラニュー糖が最適です。
粉砂糖
粉砂糖は、グラニュー糖の粒子をすっごく細かくして、粉状にしたものです。
粒子がすごく小さいので、グラニュー糖よりもさらに、生地に溶けやすい性質があります。
よく、タルト生地とかクッキー生地とかで、粉砂糖を使うレシピを見かけますよね。
これは、バターに砂糖を混ぜるとき、粉砂糖を使った方が溶けやすいから、といった理由であることが多いようです。
バターには水分が少ないので、砂糖が溶けにくいという欠点があります。
そのため、粉砂糖を使うことでその欠点を補う、という目的があるのですね。
トッピング用粉砂糖:泣かない粉砂糖
粉砂糖は、生地に混ぜこむ以外にも、トッピングなどに使われたりしますよね。
その際に使用されるのは、「泣かない(溶けない)粉砂糖」
溶けやすい粉砂糖の表面を、油脂やでんぷんなどでコーティングすることにより、溶けにくくした商品です。
粉砂糖は、溶けやすいという性質があるため、専用の粉砂糖を使わないと時間がたった時に溶けてしまって見栄えが悪くなってしまうのです。
上白糖
日本では、砂糖のなかでも上白糖の消費が一番多いです。
上白糖の特徴は、グラニュー糖よりも、転化糖を含んでいること。
転化糖は、ショ糖が分解してできるブドウ糖と果糖の混合物のことです。
上白糖って、しつこいと言ったら言い過ぎですが、結構甘みが強いですよね。
この強い甘みは、転化糖によるものなんだそうです。
また、この転化糖には別の特徴もあります。
上白糖の保水力
転化糖には、保水性があるという特徴があります。
転化糖のおかげで、上白糖は、グラニュー糖よりも保水性が高いのです。
そのため、上白糖を使って、スポンジケーキなんかをつくると、しっとりとした仕上がりになるらしいです!へえ~!
まとめ
以上、お菓子作りでよく使われると思われる、3種類の砂糖についてでした。
こうやって改めてきちんと調べてみると、それぞれに特徴があることが分かりますね。
- グラニュー糖
- 淡白で、あっさりとした甘みがある
- 粉砂糖
- 粒子がすごく小さいので、溶けやすい
- 上白糖
- 強い甘みがあり、保水力を持つ
同じ砂糖でも、種類を使い分けて、より美味しいお菓子を作りたいですね。
最近私が、新しく購入した砂糖は「カソナード」です。
欧米では、キャラメリゼに使用されることの多い砂糖です。
良質なさとうきびを原料としており、コクがあってバニラのような風味があるのが特徴です。
キャラメリゼ以外にも、焼き菓子に入れることによって、コクや風味を足すことができるので、オススメです。
いろいろな砂糖を使い分けて、美味しいお菓子を作りましょう!